あまりにまどマギコラボがこないのでまたこんなくだらんことしてしまった。












前回のコラボのお話よりちょっと前のお話。



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「騙してたのね。私達を」 









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「僕は課金者になってくれって、きちんとお願いしたはずだよ?」 

「実際のガチャの確率や商品の露骨な下方修正や過剰なインフレによる産廃化がどういうものか、説明を省略したけれど」




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「何で教えてくれなかったのよ!」 










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「利用規約にかいてあるじゃないか。知らなければ知らないままで、何の不都合もないけどね」 

「事実、あのマミでさえ最後まで読まなかった」 

「そもそも君たちユーザーは、ガチャの確率なんて、最初から自覚できてないんだろう?」 

「5倍UPなんて元が0.01%だったら0.05%になるに過ぎないし、確率表記していないのだからどんなにでなくたっておかしくないはずだよ」 

「ユーザーはそれなのに欲に負けていつまでもガチャを引き続けてしまう」 

「そうならないよう、僕は君たちのガチャポイントをサモンポイント化し、天井をつけてあげた」













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「少しでも安全に、★6が手に入るようにね」 




「大きなお世話よ!そんな余計な事!」 






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「・・・・・君は★6狙いという物を甘く考え過ぎだよ」 

「例えば、★6キャラを1体ゲットするのにいくらかかるかって言うとね」 



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「ぐっ…」 








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「これが本来の課金額だよ。ただの一体でも、ひけやしないだろう?」 

「君が最初からこのガチャにチャレンジできたのは、最終的にSPで交換すればいいというセーフティがあったからさ」 






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「天井があるという安心感があるからこそ可能なことだ」 

「おかげで君は、あのガチャにチャレンジしてサンダルフォンを手に入れることができた」 





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(30万円入れても出ないなんて・・・!)









「慣れてくれば、武器のコンプも似たようなこともできるよ」 

「もっとも、それはそれで課金額がかさばるから、あまりオススメはしないけど」






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「何でよ。どうして私達をこんな目に…!」 










































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「利用規約を受け入れてまで、君は課金したかったんだろう?」























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(オープニング~♪)




































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杏子「いつまでもショボくれてんじゃねえぞ、ボンクラ」 



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「ちょいと面貸しな。話がある」












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「アンタさぁ、やっぱり後悔してるの?課金しちゃったこと」 

「アタシはさぁ、まあいっかって思ってるんだ。何だかんだで課金したから好き勝手できてるわけだし。後悔するほどのことでもないってね」 
 


















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「ちょっとばかり長い話になる」 











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「あんたさぁ、今ランクいくつ?」





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「ランクなんて飾りでしょ、どうでもいいじゃない」







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「ランクをバカにするんじゃねえ、殺すぞ」 






・・・・











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「ここはね、アタシの親父の教会だった。正直過ぎて、バカ過ぎる人だった。
ガチャで爆死する度に涙を浮かべて、真剣に凹んでるような人でさ」 

「新しいキャラ(★6)を手に入れるには、新しいガチャ(クリガチャ)が必要だって、それが親父の言い分だった」 

「だからある時、マナガチャでは手に入らない★6キャラまで狙うようになった」 

「もちろん、たった数回のクリガチャで★6なんて出なかったよ。」 

「当然だよね。傍から見ればただ1500円課金しただけの微課金さ。これまでずっと無課金だったからっていっても、世間じゃただの笑い者さ」 





「それからアタシたちは課金のし過ぎで一家揃って、食う物にも事欠く有様だった」 

「納得できなかったよ。親父は間違ったことなんてやってなかった」 

「ただ、人より運が悪くてガチャで爆死し続けただけだ」 




「1体でいい、ちゃんと★6がでてくれれば、たのしくエレストをプレイできたはずなんだ。」 





「なのに、★6は1体も出なかった。悔しかった、許せなかった。親父から楽しいエレストライフを奪ったガチャが我慢できなかった」 




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「だから、キュゥべえに頼んだんだよ」












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「親父が★6ひけますように、って」 









































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「翌朝には、親父のBOXは新★6キャラでごった返していた」 

「毎日覚醒の実がおいつかなくなるほどの勢いで★6と課金キャラは増えていった」 












「いくら親父のガチャが癒着だったって、それでランクがあがるわけじゃない」 

「だからそこはアタシの出番だって、バカみたいに意気込んでノマクエ周回していたよ」 



















「…でもね、ある時カラクリが親父にバレた」 

「大量の★6が、ただ運の力じゃなく、チートの力で集まってきたんだと知った時、親父はブチ切れたよ」 







「娘のアタシを、人の心を惑わす不正者だって罵った」 

「笑っちゃうよね。アタシは毎晩、手動で親父のエレストのランク上げし続けてたってのに」 





「それで親父は壊れちまった」 






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「最後は惨めだったよ」 

「チートに溺れて、頭がイカれて。とうとうデータをいじって、垢バンさ」 










「アタシの祈りが、家族を壊しちまったんだ」 

「その時心に誓ったんだよ。もう二度と他人のためにランク上げしたりしない、この力は、全て自分のためだけに使い切るって」 











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「★6ってのはタダじゃないんだ」 

「★6を引けば、それと同じ分だけの爆死が撒き散らされる」 

「そうやって差し引きをゼロにして、確率は収束してるんだよ」 





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「何でそんな話を私に…?」










「これ以上後悔するような課金を続けるべきじゃない」 

「だからさ、これからは釣り銭を取り戻すことを考えなよ」 










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「あんたの事、色々と誤解してた。その事はごめん。謝るよ」 

「でもね、私は★6の為に課金した事を後悔してない。そのキモチを嘘にしない為に、後悔だけはしないって決めたの。これからも」 


「私はね、高すぎるものを支払ったなんて思ってない。課金は、使い方次第でいくらでもすばらしいモノに出来るはずだから」 











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「それからさ、あんた。そのランクはどうやって手に入れたの?夜中も動き続けているけど睡眠時間はどうしているの?仕事は?」 


「・・・・・・言えないんだね。なら、私、そのランクは尊敬できない。
ニートに負けても別に悔しくない」 





「私は私のやり方で戦い続けるよ。
それがあんたの邪魔になるなら、前みたいにツイッターで煽りに来ればいい。
私は負けないし、もう、ブロックしたりもしないよ」 









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「バカ野郎!アタシたちは課金者なんだぞ?無課金とは違うんだぞ!?」







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(じゃあ誰に自慢すりゃいいんだ・・・)







・・・・・・・・








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「無課金ならさあ、やっぱりスタ半をどれだけ有効に使えるかだよね・・・」







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「上条君また無課金自慢してるね!さやかちゃんも無課金だからお似合いだよね」


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・・・・・







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「さやかさん、放課後ちょっとお時間よろしいでしょうか」






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「それで・・・話って、何?」






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「単刀直入に申し上げます。さやかさんは課金していらっしゃいますよね?」





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「な、なんのことかなー」


「わたくし、みてしまったんですの。さやかさんがグーグルプレイカードを購入しているところ。その後急にガチャキャラが増えたことも」




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「明日、無課金至上主義で課金者ヘイトの恭介君にこのことをチクらせてもらいます。
ご自分のクチで打ち明けるのか私のクチからお伝えすることになるのかは選ばせてあげますわ」







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「さやかちゃん、今日もマルチ周回しよ」





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「まどか・・・私、課金したことが仁美にバレちゃった・・・」










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「仁美がサンダルフォンが強いって言うから、無課金で苦戦してた恭介のためについ引いちゃった・・・」






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「仁美がそれを恭介にバラすって、恭介に課金したことがバレちゃう・・・!」









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「恭介に、課金者の自慢なんか聞きたくねー!って★6あるならクリアできて当たり前って!言われるよぅ・・・!」





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「仁美に恭介を取られちゃうよ…。

でも私、何も出来ない。

だって私、もう課金したんだもん。

課金者だもん。

こんな身体でマルチにいこうだなんてなんて言えない。

スタミナも負担してなんて言えないよ…」 



「まどか・・・どうしようぅ・・・・」
















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「今日はとめないの?」

「今日はイベントデーだ。無駄な課金じゃないよ」


「ちっ手こずりやがって・・・みてらんねぇぜ」


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「またイグニス・・・・」







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「もうここらでやめときなって!スルーズは絞られてんだよ!」






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「スルーズぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」






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「あはは・・・ほんとだ・・・」






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「サモンポイントがあるから安心してガチャできる」







つづk