公式ブログによると、一応エレストにはストーリーが考えられているらしい。
いやいや、そんなところで言われても実装されなきゃわからねえっツーの。
FTコラボのあの糞ストーリーやっといてどの口が言うんだか・・・。
なるほど、ストーリーね。
ボクも考えてみたよストーリー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ただいまー」
猿顔の男がドアを開けると、そこには赤いフードを深くかぶった少女が沈んだ面持ちで座っていた。
「私達、もうだめね」
「おいおいおい、一体どうしたっていうんだ」
男は慌てて少女のもとへ駆け寄る。そのとき微かに響いた金属の擦れる音に少女のペットの耳がピクリと反応した。
「俺たちこれまでうまくやってきたじゃないか」
「最近全然勝てなくなっちゃったじゃない・・・」
「そんなことないよ!まだまだイケるって!俺たち最高のコンビじゃないか!」
「ウソね。この間だって私が号令かけたのにだれも攻撃してくれなかったじゃない」
「アレは敵のキアンがポリモーフ使ってきたんだから仕方ないじゃないか。俺の必殺技も豆電球みたいになっちまってたな。笑っちゃったよな」
男は笑うが少女は笑わない。少しだけ顔を上げてするどい視線を男に向けた。
「今日、どこいってたの」
一瞬間があく。
「今日はアポロンと一緒にボレアス周回に行くって言ったろ?あいつのブーストと俺のスキルはなかなか相性がいいからさ。ま、一番相性が良いのはオマエだけどな」
「ウソね」
少女は傍らでおとなしく座っていたペットの狼に視線を送った。すると狼は勢い良く男に飛びかかる。
「うわ!なんだ!やめろコラ!・・・・ちがう!それはだめだ!!」
狼は圧倒的な力で男を床に押し倒した後、男の懐から小さな布袋を奪い取ってそれを少女のもとへ届けた。
男は何かを観念したのか天井を向いたまま動かない。
少女が袋を高く掲げて逆さまにすると中から金色のコインが数枚こぼれ落ちてきた。
コインが床に落ち、はねる音が部屋の中に激しく反響した。
「コレはなに?」
男は床に仰向けになったままこたえない。
「なにって聞いているんだけど!」
「・・・・アリーナコイン 」
観念した男はこたえた。
「へえ~ボレアスを周回していたのにアリーナコインが貰えたんだ?いつの間にメンテが入ったのかしらね」
「違うんだ!」
男は勢い良く起き上がると再度少女のもとへ駆け寄る。
「なんか無理やり誘われてさ!どうしてもちょっとだけ力を貸してほしいって頼まれちゃってさ。ほんとほんと!だから違うんだよコレは」
「もう信じられない!また自分だけアリーナに出てたんでしょ!!」
「最低だな!」
隣の部屋のドアが開き、緑の大男が少女の後ろに現れた。
「あ!てめえ、ブタ! いつからいやがったんだ!」
「最低だな・・・」
続いて青い生臭い男が現れた。
「カッパ!てめえらなんのつもりだ!なんでここにいる!」
「あんたこそなんのつもりなのよ。自分だけちゃっかりアリーナに出てきたくせに!私にはボレアス周回するなんて嘘をついて!」
「だから誤解だって・・・これはほんとちょっとだけ出ただけでさ。ほらサンゾウセンパイに誘われちまったら仕方ねえだろ?な?でも一番大切なのはオマエだからさ」
「ウソね。またあの年増のメス豚と一緒に10コンボ組んでいい気になったりしてたんでしょ!」
「ちょっとまて・・・」
「はい?」
「テメェ・・・今なんつった??年増のメス豚ってのはヒルドちゃんのことか!? ああ!?ヒルドちゃんのこと悪く言うのは許さねえぞ!」
「ちょっとなにキレてんの・・・」
「ヒルドちゃんはなあ!ピースがなくったってコンボすりゃあスキル発動できるすげえ娘なんだよ!俺のスキルとも相性バッチリでな!7ピースないとまともに攻撃もできねえペチャ◯イ のてめえとはちげぇんだよ!」
言い終えてからようやく自分が取り返しの付かないことを言ってしまったことに気付いた。
「もう知らない!信じられない!バカ!死んじゃえ!!」
少女は外へ飛び出していった。
その後を緑と青の男が追う。
「いまのはないっすわ」
「まじ最悪ですわ」
「ブタにカッパ!てめえら俺がいなけりゃステータスも上がらねえ雑魚キャラのくせにどこいきやがんだ!あとから泣いて謝っても知らねえぞ!」
緑の男の右ストレートが猿顔の男の顔面にヒットした。
再度床に仰向けに倒れた男に冷たい目線を送った後、二人の男は出ていった。
部屋が静まり返った。
「なんだってんだよ・・・」
鼻の中に感じる生暖かいものを袖で拭った。
そこについた赤い色を見て思い出したのは―――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続かない。
いやいや、そんなところで言われても実装されなきゃわからねえっツーの。
FTコラボのあの糞ストーリーやっといてどの口が言うんだか・・・。
なるほど、ストーリーね。
ボクも考えてみたよストーリー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ただいまー」
猿顔の男がドアを開けると、そこには赤いフードを深くかぶった少女が沈んだ面持ちで座っていた。
「私達、もうだめね」
「おいおいおい、一体どうしたっていうんだ」
男は慌てて少女のもとへ駆け寄る。そのとき微かに響いた金属の擦れる音に少女のペットの耳がピクリと反応した。
「俺たちこれまでうまくやってきたじゃないか」
「最近全然勝てなくなっちゃったじゃない・・・」
「そんなことないよ!まだまだイケるって!俺たち最高のコンビじゃないか!」
「ウソね。この間だって私が号令かけたのにだれも攻撃してくれなかったじゃない」
「アレは敵のキアンがポリモーフ使ってきたんだから仕方ないじゃないか。俺の必殺技も豆電球みたいになっちまってたな。笑っちゃったよな」
男は笑うが少女は笑わない。少しだけ顔を上げてするどい視線を男に向けた。
「今日、どこいってたの」
一瞬間があく。
「今日はアポロンと一緒にボレアス周回に行くって言ったろ?あいつのブーストと俺のスキルはなかなか相性がいいからさ。ま、一番相性が良いのはオマエだけどな」
「ウソね」
少女は傍らでおとなしく座っていたペットの狼に視線を送った。すると狼は勢い良く男に飛びかかる。
「うわ!なんだ!やめろコラ!・・・・ちがう!それはだめだ!!」
狼は圧倒的な力で男を床に押し倒した後、男の懐から小さな布袋を奪い取ってそれを少女のもとへ届けた。
男は何かを観念したのか天井を向いたまま動かない。
少女が袋を高く掲げて逆さまにすると中から金色のコインが数枚こぼれ落ちてきた。
コインが床に落ち、はねる音が部屋の中に激しく反響した。
「コレはなに?」
男は床に仰向けになったままこたえない。
「なにって聞いているんだけど!」
「・・・・アリーナコイン 」
観念した男はこたえた。
「へえ~ボレアスを周回していたのにアリーナコインが貰えたんだ?いつの間にメンテが入ったのかしらね」
「違うんだ!」
男は勢い良く起き上がると再度少女のもとへ駆け寄る。
「なんか無理やり誘われてさ!どうしてもちょっとだけ力を貸してほしいって頼まれちゃってさ。ほんとほんと!だから違うんだよコレは」
「もう信じられない!また自分だけアリーナに出てたんでしょ!!」
「最低だな!」
隣の部屋のドアが開き、緑の大男が少女の後ろに現れた。
「あ!てめえ、ブタ! いつからいやがったんだ!」
「最低だな・・・」
続いて青い生臭い男が現れた。
「カッパ!てめえらなんのつもりだ!なんでここにいる!」
「あんたこそなんのつもりなのよ。自分だけちゃっかりアリーナに出てきたくせに!私にはボレアス周回するなんて嘘をついて!」
「だから誤解だって・・・これはほんとちょっとだけ出ただけでさ。ほらサンゾウセンパイに誘われちまったら仕方ねえだろ?な?でも一番大切なのはオマエだからさ」
「ウソね。またあの年増のメス豚と一緒に10コンボ組んでいい気になったりしてたんでしょ!」
「ちょっとまて・・・」
「はい?」
「テメェ・・・今なんつった??年増のメス豚ってのはヒルドちゃんのことか!? ああ!?ヒルドちゃんのこと悪く言うのは許さねえぞ!」
「ちょっとなにキレてんの・・・」
「ヒルドちゃんはなあ!ピースがなくったってコンボすりゃあスキル発動できるすげえ娘なんだよ!俺のスキルとも相性バッチリでな!7ピースないとまともに攻撃もできねえペチャ◯イ のてめえとはちげぇんだよ!」
言い終えてからようやく自分が取り返しの付かないことを言ってしまったことに気付いた。
「もう知らない!信じられない!バカ!死んじゃえ!!」
少女は外へ飛び出していった。
その後を緑と青の男が追う。
「いまのはないっすわ」
「まじ最悪ですわ」
「ブタにカッパ!てめえら俺がいなけりゃステータスも上がらねえ雑魚キャラのくせにどこいきやがんだ!あとから泣いて謝っても知らねえぞ!」
緑の男の右ストレートが猿顔の男の顔面にヒットした。
再度床に仰向けに倒れた男に冷たい目線を送った後、二人の男は出ていった。
部屋が静まり返った。
「なんだってんだよ・・・」
鼻の中に感じる生暖かいものを袖で拭った。
そこについた赤い色を見て思い出したのは―――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続かない。